ソーシャルメディアの前に自社Webサイトを使いこすべき

2009年10月13日

いつの頃からか企業のネット活用といえばCGMばかりがもてはやされている気がして、とても違和感を感じます。

僕の印象ではWeb 2.0ブームの頃からですが、ウェブ活用といえばSocial Media(blogやSNS、Twitterなど)を活用したコミュニケーション手法ばかりが話題になっているし、それ以前にあったバズワードもSEO、SEM、メルマガなど、Webサイトの外でどう目立つかという視点ばかり。

確かに消費者とのコミュニケーションは大切ですが、何か大切なものを忘れてないでしょうか?

Webサイト自体にまだまだ課題は残っている

いろんな技術・手法が現れては消えているCGMやマーケティング手法に比べて、Webサイトは企業がネット活用を始めた頃から存在しているにもかかわらず、まだまだ活用し尽くされているとは言えません。

僕が仕事でおつき合いするお客様がB2B企業ばかりなので特にそう感じるのかもしれませんが、「活用し尽くされていない」というよりむしろ、一昔前のWebサイトを脱却できていない企業ばかりだと思います。

パッと思いつくだけでも、

  • 情報量は増えたものの、製品情報を分かりやすく掲載するというカタログ的な使い方にとどまっている
  • アクセスログ解析を利用したサイト改善を行っておらず、作りっぱなしや運用=ページ追加と思い込んでいる
  • Webサイトを運用している(もしくはそれに関わっている)人がWebを信用していない。また、効果測定を行っていないため、啓蒙するためのデータもない。
  • そもそも、Web活用のために必要な経営資源(人、カネ)が十分用意されていない

など、Web活用の場面で企業が抱えている課題はまだまだ山積みのはずです。

こういう、いわば「受け入れ態勢未整備」の状態でサイトの露出ばかりを増やしても、十分な効果を得ることはできません。

まずはWebサイトの活用をしっかり考えるべき

確かにWeb活用が進んでいる(受け皿がしっかりしている)企業やメディア系企業では露出を増やしたり、細やかな顧客コミュニケーションを意識するステージにあるのかもしれません。ただ、そこまで行ってない企業が多いなかで、世の中の話題がWebサイトの外のことばかりというのが、気がかりです。

(Webサイト外部でのコミュニケーションばかりを意識している担当者や提案があふれたりしてないのかな?)

企業でのWeb活用を考える時には、サイト内外の施策をバランス良く実施する必要があります。

その時に、物なりサービスなりを売っている企業では、Webサイトを商売にちゃんとコミットさせるという意識がなければコストがかかるだけになってしまうと思います。

まとめ

Webに関わる人(担当者やWeb屋)は、そのサイト自体が果たすべき役割と成果を冷静に見定ておくべきだと思います。

「きれいなサイトは出来たから、あとはお客さんとのコミュニケーションだ!」と思っているなら、まだまだWebサイト本体に手間をかける余地が残っているのではないでしょうか?

投稿日:2009年10月13日 No Comments »

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イントリックス株式会社でB2B企業のWeb活用にむけたコンサルティングを行っています。詳しくは自己紹介ページをご覧ください。

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