Facebookがよく出来てると思う理由

2011年05月30日

先月、Facebookインパクトを読んだこともあって、一歩引いた目でFacebookを観察してたんですが、改めて「良く出来たサイトだな」と思いました。

要は、Internetは広いし色んなサービスがあるけど、「知り合いとつながる」っていう部分に関してはFacebookだけ使ってればOKだよね、っていう仕組みを作り上げてる所がすごいな、と思いました。

1. オンラインの活動を集約できる(出す方も、読む方も)

皆さんもそうだと思いますが、僕は色んなWebサービスのアカウントを持っていて、日常的にいろんなサイトに情報を溜め込んでいます。

例えばこんな感じ。

  • デジカメで撮った写真をPicasaに公開。でも、iPhoneや携帯で撮った写真はそのままTwitterにあげてしまう。
  • 日記や仕事のことをblogに書いている。
  • イマココをfoursquareに登録している。
  • 動画を見るのはYouTube。最近はUstreamもよく見る。
  • 勉強会とかに参加すると、Slideshareに資料をアップする。
  • 気になるサイトはDeliciousにブックマークしている。
  • RSSはGoogleReaderで読んでいて、面白かった記事はわりとシェアする。

僕の周りもそうですが、オンラインでの活動が分散している人が増えてきているんだと思います。

こうなると、(見る側としては)一つ一つのサイトだけを見ていてもその人の人となりは掴めないし、かと言って全てのサービスで友達全員とつながって、みんなの投稿を順に見て回るなんてのも不可能です。

一時、情報を集約してくれるサービスがいくつか立ち上がった時期もありましたが、情報を発信する側の集約は実現したものの、見る側からすると友達の数だけあるマイページを見にいかないといけないという壁は崩れませんでした。

Facebookではこの両方がきれいに整理できている点が、良くできていると思った最大のポイントです。

情報を出す側としては、Facebookの外部のサービスを使い続けても、更新情報は最終的にFacebookに流せばいい。多くのサービスがFacebookとの連携機能を提供しているので、それはとても簡単に実現できるようになっています。(その裏にはFacebookがAPIを公開するなどして、連携強化に取り組んできたという努力がきっとあるわけですが。)あと、Facebook自体にも写真、動画、位置情報など色んなコンテンツがアップロード出来るようになっていますね。

そして、友達の更新情報を読む側からしても、ウォール(Wall)に全ての情報がまとまって流れてくるので、あちこちウロウロする必要なくマイページだけ見ていればOKという明快な仕組みになっています。

というように、オンラインでのユーザーの行動が多様化しているという環境をうまく捕まえて、よりたくさんの情報をFacebookに集めてもらえる(逆にいうとFacebookに集めておけばOKと思える)プラットフォームに仕立てている点が、まず「よく出来てるな」と思ました。

(「情報が集まる仕組み」などと書いてしまうとちょっと無機質な感じだけどところなど、それはつまり、ユーザーの活動やそこで起きる感情が集まるということで、イコール、人が集まる仕組みということですから。)

2. 会話が盛り上がるように設計されている

2つ目は、友達とのつながりを強くする仕掛けが用意されているところです。

例えば、コメントの表示が連なって見えるとか、それが自分の友達のものでなくても見える、という点です。なんのコトはないように思えるかもしれれませんが、盛り上がっている会話に入りやすくする為に必然的にこのデザインになっているんだと思います。

Facebookと同様に伸びているTwitterだと、ハッシュタグが付いたツイートは追えるもののそれが限界。返信がつく数も少ないですし、ひとつのつぶやきをきっかけに何人もでディスカッションのようになることも稀です。(そもそもTwitterとFacebookはコンセプトが違うので、これをもってTwitterはダメということではないですが。)

あと、「いいね!」ボタンも会話が盛り上がるきっかけになっていますね。何とコメントしていいか分からないけど、とりあえず軽く「読んだよ」と返してあげられることで、書き手は反応が得られて嬉しいし、深い会話に発展するきっかけにもなります。

そして、こういうやりとりが全てウォールの中に溜まって行くので、盛り上がっている話題を見つけやすくなっています。盛り上がりを可視化してユーザーが話題に乗りやすくしておくことで、全体のコミュニケーションがさらに活発になるんでしょうね。

全てはユーザー同士のコミュニケーションにために。

サイトの機能・仕組みとして計算されているなと思ったのは、この2つ。

あらゆる仕掛けがユーザー同士のコミュニケーションを活性化させる為にうまく配置されていて、これだけ見たら、日本でも流行らないはずがない、とも思えるのですが・・・さて、どうななるんでしょうかね?

(読み返して「何も大したこと書いてないなー」と思ったけど、ここまで書いちゃったので、公開します。もったいないし。w)

#本文とは関係ないけど、このエントリーはほとんど(妻の)iPadで書きました。なんか突然自分用のが欲しくなったのですが、どれぐらい使えるもんか確認してみようと思って。

投稿日:2011年05月30日 No Comments »

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クライアントワークとしてB2B企業のWeb活用支援と格闘中。グローバルでのWebガバナンスに長年携わってます。詳しくは自己紹介ページをご覧ください。

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